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「FLIGHT OF THE RAVEN」 CD解説:行川和彦 (4)
けど、むろんジャックにプロデュースを頼み続けているメインの理由は音楽的なものだ。WINNEBAGO DEALは、彼が手掛けてきたバンドのほとんどすべてを最高!と思っているはずである。NIRVANAのファースト・アルバム『Bleach』を手掛けたことで有名なわけだが、MUDHONEYのアルバムをプロデュースし続け、ZEKEなどの次世代のバンドも手掛けている。ジャックはホント80年代後半から現代までシアトル・シーンを支えてきている録音技師だ。言うなれば、彼と一緒に仕事をし続けているってことでWINNEBAGO DEALは、目指す方向性がロックのど真ん中!ってことを強く自己主張している。つまりパンク・ロックとハード・ロックの裂け目で突っ走るロックンロールってことなのである。
そこに英国出身ならではの紳士的な佇まいが自然にブレンドされているのも魅力だ。デュオ編成のロック・バンドとはいえ、キワモノ性を売りにせず王道を突き進む姿勢も潔い。結成当初から彼らの音楽的なヴィジョンは明確だった。ペリエーは言う。
「こういうサウンドにしようっていうヴィジョンを俺たちは持っていた。それは、パンク・ロックの流儀にのっとったソリッドでヘヴィでストレートフォワードなロック。”AC/DC meets BLACK FLAG”みたいなもんだよ」
付け加えさせてもらえるとすれば、プラス、QUEENS OF THE STONE AGEのフリーキーなポップ感を英国伝統のサイケデリック・テイストで無限拡大している。そのQUEENS OF THE STONE AGE元中心メンバーだった、ニック・オリヴェリも今回参加。現在ニックは、QUEENS?のメンバー時代からやっている自身のプロジェクト・バンドの、MONDO GENERATORの一員としてもステージに立っているのだ。
その”ニック+WINNEBAGO DEAL”というトリオ編成は、MOTORHEADともツアー。さらに二人はMONDO GENERATORの新作の録音にも参加した模様。ってわけでニックは今回数曲でバッキング/リード・ヴォーカルを披露した。
日時: 2006年09月04日 10:21
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コメント (1)
行川和彦に関しては、こんな記事もあるので参考にどうぞ。