ひっそりと静かに幕をあけた「FIRST LIGHTS」
これは、私にとって初めてのブログとなります。
慣れないブログの文章となり、少々読みづらいかと思います。
修行だと思って、最後までお付合い頂けますと嬉しいです。
第1回は、スーパーソニックのロゴのお話。
というのも、私は気づいてしまったのです・・・。
弊社の正式なカラーバリエーションとなるロゴマークが、
重要なところで露出されていないという事を・・・。
もう一度、言います。露出されていないという事を・・・。
自社サイトにも、メンバーのTwitterやブログにも、正式なものは設置されていません。
念のため捕捉しておきます。ここまでのくだりが、
この記事の後半戦に効いてくる事は・・・ないという事を!
予めご了承の上、引き続きお付合い下さい。
さて、弊社の正式なロゴマークの色は、シアン100%になります。要するに、水色ですね。
この水色のロゴマークは、名刺交換をさせて頂いた皆様にしか伝わっていません。
ロゴマークとセットになる社名(ロゴタイプ)は、黒、又は白のアルファベット表記となっております。
弊社メンバーの秋好は、振り切ったピンク1色に変換して使用している事があります。
これは、シャー専用的な振り切り方なので、OKにしておりますのであしからず。
製作当初の話をしますと、色は群青でした。深い青色の事です。
青の持つポジティブなイメージは、信頼や誠実さといったところです。素晴らしいですね。
しかし、ロゴマークの形状が鋭い形をしているため、色味は柔らかい水色にトーンをグッと抑える事にしました。
それは青色が持つ、もうひとつの表情。
不安や冷たさといったネガティブな印象を全開に醸し出していたためです。
青色で鋭利なものは、クール過ぎて、ちょっと怖い印象にもなるんですよね。
企業ロゴを作る際に「 私は、クール過ぎて、なおかつ怖いものを作っている。」と感じた時点で失敗です。
やはり、見ていただく人に、用途にあった印象を持って頂けるデザインを目指したいものです。
結果、配色は水色でバランスを取り戻しました。
では、折角の機会なので、もう少しロゴの話を続けてみようと思います。
スーパーソニックのロゴマークは、アルファベットの” S “と、クルッと180度回転させた” S “で構成されています。安易かもしれませんがSUPERの” S “と、SONICの” S ”の頭文字を要素に構成しています。
実は、SとSの間には、ちょっとした秘密があります。
それは、SとSの間に、見方によってアルファベットの” Z “が浮かんでくる様にデザインしています。これは、「お客様のご要望を、しかるべき最終地点へお連れする。」という意味を、アルファベット最後の一文字となる” Z “に込めています。
この製作秘話が、良いか悪いかは、人ぞれぞれの判断に委ねるしかありません。
それよりも、現段階で重要なポイントは、覚えやすく伝えやすい製作秘話であるという事です。
覚えやすい内容なので、スーパーソニックで共に汗を流す仲間達には、いつも心に留めておいて欲しいと考えています。
また、お仕事で挨拶をさせて頂いた際に、お客様からロゴマークについて聞かれれば、この製作秘話を話して欲しいと思います。口に出して説明した時点で、お客様とスーパーソニックの間には、ひとつの約束が生まれているはずです。
上記にも述べました「お客様のご要望を、しかるべき最終地点へお連れする。」という約束です。
また、ロゴマークというものが皆様にどういった印象を持ってもらえるかは、企業イメージの根幹となる働く仲間達の、これからのスタイルやパフォーマンスが重要になりますよね。
それは、お客様を前にしていない時も同様です。
スーパーソニックでは、ビジネスシーンにおける最初の印象というものは、限りなくマイナスに向いたゼロからスタートしていると考えています。プラスに転じるのは、私たちの情報や姿勢が伝わり理解され始めてからでしょう。
そう考えると、出来立てのパンとは違い、出来立てのロゴマークというものは、それ程ホットな産物ではありません。きっと、ロゴーマークを多くの人に知ってもらう事にも、内容が伴っていなければ、それ程の意味は帯びないでしょう。
愛されるロゴマークとして温度を宿すためには、日頃からの真摯な姿勢と持続が重要であると考えています。仕事に対するそうした姿勢こそが、名刺のロゴマークに温度を宿し、光すら放つ事もあるかもしれません。現に、名刺交換をさせて頂いた方々の社名ロゴが、神々しく感じた事がありました。
スタートを切った企業にとって、ロゴマークはどこかのタイミングで企業を表す象徴にならなければなりません。そのためにも、上記で述べた様な、仕事に対する日々の姿勢や、持続する心持ちは不可欠になってくるのだと思います。
ちょっと余談が過ぎましたが、スーパーソニックのロゴマークの正式な色は、”シアン100%の水色”です。頭の片隅にでも、ご記憶頂けると幸いです。
最後に、こんな風にロゴマークを改めて考えることって普段はないですよね。
お仕事でもプライベートでも、目にしたロゴマークの製作秘話を聞いてみると面白いかもしれません。
この文章が誰かの目に触れる頃、私はというと・・・
窓の外を眺めながら、こう呟いていることでしょう。
「ロゴマークの神は、仕事の細部に宿る。」